- 「 ランドセルがすぐに汚れてしまいどう手入れをすればよいかわからない…」
- 「 子どもが使った後のランドセルの臭いや傷みが気になる…」
- 「 せっかく選んだランドセルを6年間きれいな状態で使いたいけど、維持する自信がない…
お子さまの成長に伴い、ランドセルは毎日の通学に欠かせないアイテムです。しかし、日々の使用によって汚れや傷が気になり、どのようにお手入れをすれば良いのか悩んでいませんか?
ランドセルのお手入れは、特別な知識や技術がなくてもできる簡単な作業です。正しい方法を知ることで、ランドセルをきれいに保ち、愛着を持って使うことができます。
そこで今回この記事では、ランドセルのお手入れ方法をマスターし、6年間きれいな状態を保つことができるポイントについて徹底解説します。
- 素材別のお手入れ方法がわかる。
- 汚れごとの対処法がわかる。
- 最適なお手入れアイテムが見つかる。
この記事を読むと、お子さまも一緒にお手入れすることができるようになり、6年間大切に使い続けてもらうことができます。
具体的な方法や必要なアイテムを知ることで、日常的のお手入れから定期的なメンテナンスまで、簡単にできるようになります。
Contents
ランドセルの汚れはどうやって対処するの?
日々の使用で、ランドセルが汚れてしまったときのお手入れ方法を3つ解説します。
- 基本的なお手入れ方法⇒毎日の簡単作業
- 汚れを落とすためのクリーナーの使用⇒素材に合ったクリーナーを
- 注意が必要な汚れのタイプ⇒油分やインク汚れに要注意!
基本的なお手入れ方法⇒毎日の簡単作業
ランドセルのお手入れは、基本的に毎日の簡単な作業から始まります。まず、使用後は表面のゴミやホコリを軽く拭き取りましょう。
乾いた布や水拭きで拭くことで、表面に付着した汚れや細かなゴミを取り除くことが可能です。特に、汚れが気になる場合は、中性洗剤を薄めて使うと良いでしょう。
また、水分が残らないようにしっかりと拭き取ることが重要です。この基本的なお手入れを毎日行うことで、長期間キレイにランドセルを使用することができます。
- やわらかい雑巾またはタオル
- ブラシ(歯ブラシが便利)
- 表面のゴミやホコリを軽く拭き取る
- 乾いた布や水拭きで拭く(本革はなるべく乾拭き)
- 汚れが気になる場合は、中性洗剤を薄めて使う(洗剤が残らないよう注意)
- 水分が残らないようにしっかりと拭き取る
汚れを落とすためのクリーナーの使用⇒素材に合ったクリーナーを
汚れがひどくなった場合や、通常のお手入れだけでは落ちない汚れには、専用のクリーナーを使用することをおすすめします。使用するクリーナーは、素材によって異なるため注意が必要です。
- 革製のランドセル⇒革用クリーナー
- 人工皮革のランドセル⇒中性洗剤または人工皮革専用クリーナー
クリーナーを使用する際は、まず目立たない場所でテストしてから、全体に使うことを忘れずに。
クリーナーを使用することで、目立つ汚れも効果的に落とすことができます。
注意が必要な汚れのタイプ⇒油分やインク汚れに要注意!
ランドセルに付着する汚れの中には、特に注意が必要なものがあります。
例えば、
- 油分
- インク
- チョークの跡
などは、放置すると落としにくくなることがあります。
これらの汚れがついてしまった場合は、早めに対処することが大切です。
- 油分の場合⇒すぐに乾いた布で軽く拭きり、その後指定のクリーナーを使う
- インクやチョークの汚れ⇒消しゴムなどを使うと効果的(強く擦らないように注意)
最後は、水分が残らないようにしっかりと乾拭きすることが重要です。
▼よくある汚れごとのお手入れ方法
汚れの種類 | 対処方法 |
---|---|
鉛筆 | やわらかい消しゴムを使う |
水性ペン | 水拭きまたは消しゴムを使う |
油性ペン |
|
人工皮革素材のランドセルのお手入れ方法は?
人工皮革ランドセルのお手入れ方法を3つ解説します。
- 人工皮革の特徴と耐久性⇒傷がつきにくく水に強い
- 使用するクリーナーの種類⇒基本的には薄めた中性洗剤でOK
- 汚れが気になる場合の対処法⇒ランドセルカバーがおすすめ
人工皮革の特徴と耐久性⇒傷がつきにくく水に強い
人工皮革は、天然の革と同じように繊維を絡み合わせて作られていますが、化学繊維のため素材自体が本革に比べて軽いのが最大の特徴です。
- 軽量
- 耐久性が高い
- キズがつきにくい
- 水に強い
⇒長時間水に濡れていると、劣化が進む可能性があるため注意が必要
▼2004年製の人工皮革でも丈夫
フェイクレザーではないかもだがランドセルの素材(クラリーノ)って丈夫だよな
うちにあるシナモンのランドセル(2004年製)、全然今でもひび割れしてない— シナモロール男子 (@Cinnamon_danshi) November 7, 2024
▼軽くてお手入れ簡単なのは人工皮革
ランドセル検討中。63800円(税込)←これでも安いほう
クラリーノ(人工皮革)なので、軽くてお手入れ楽そう。色はネイビーかなー。黒でもよいけど…。とにかくデザイン素敵だ。(;´д`)本革もいいけど、うちのこはたぶん扱い雑なのでこっちのがよい気がする…(まだ妄想段階) pic.twitter.com/CB5HEVasse
— るんるん☺︎@4y (@runko_chan) August 7, 2024
使用するクリーナーの種類⇒基本的には薄めた中性洗剤でOK
人工皮革の場合、基本的には中性洗剤を使用します。水拭きだけでは落ちにくい汚れには、薄めた中性洗剤を使い、しっかりと汚れを落としてください。
中性洗剤を使用する際は、使用後に水でしっかりと拭き取ることが大切です。
ひび割れの原因になる場合があるため、人工皮革には本革用のクリーナーを使うことは絶対にしないようにしましょう。
▼油性ペンは中性洗剤でとれる
クラリーノのカバンを油性ペンで派手に汚してしまって、しまった!ってガックリ来たんだけど、ネットで検索したら水で薄めた中性洗剤で落ちると出てきて、試したら本当に面白いくらい綺麗になった!
— ぽろり春草(お仕事Welcomeです!) (@syunsou) December 21, 2022
汚れが気になる場合の対処法⇒ランドセルカバーがおすすめ
ランドセルで、汚れが気になる場合は、ランドセルカバーの使用を検討するのも良い方法です。カバーを使用することで、直接土や水分が付着するのを防ぎ、汚れを軽減することができます。
- キズや汚れからランドセルを保護する
- デザイン性のあるランドセルカバーでランドセルをさらにオシャレにする
- 目立つデザインや色が防犯や交通安全対策になり、お子さまの身を守る
- カバーをつけることによってランドセルのデザインを活かせなくなる
- 定期的にランドセルカバーを外してお手入れが必要
本革素材のランドセルのお手入れ方法は?
本革ランドセルのお手入れ方法を3つ解説します。
- 本革の特性と注意点⇒水や湿気に弱いため注意
- 定期的なお手入れの重要性⇒保護クリームで保湿する
- 雨に濡れた際の対処法⇒水分をしっかりと拭き取り、乾燥させる
本革の特性と注意点⇒水や湿気に弱いため注意
本革のランドセルは、天然素材であるため、独特の質感や美しい見た目が特徴です。
- 耐久性に優れている
- ひび割れや色褪せが起こるため、定期的な手入れが必要
- 水と湿気に弱い性質
- 基本的には水拭きは禁止
- 雨の日や湿気の多い日には、特に注意が必要
▼ランドセル素材別の特徴
ランドセルの素材ごとの特徴
丈夫さ(弱い<強い)
人工皮革<牛革<コードバン重さ(軽い<重い)
人工皮革<牛革<コードバン価格(安い<高い)
人工皮革<牛革<コードバン購入の参考にしてください。#ランドセル #ラン活 #ランドセルの素材
— 平田海介 | ERGORANSEL (@ERGORANSEL) January 6, 2021
▼防水加工がされていると雨でも安心
各地で梅雨が始まりましたね。
牛革・コードバン・クラリーノ®のランドセルは防水加工されているため雨の日でも安心。雨が強い日は、隙間から雨が入らないよう雨カバーをつけていただくのがおすすめです。 pic.twitter.com/DKCaxr2qX9— 土屋鞄のランドセル (@tsuchiya_rando) June 16, 2020
定期的なお手入れの重要性⇒保護クリームで保湿をする
本革のランドセルは、クリームなどで定期的に手入れを行うことで、保湿をし、耐久性を高めることができます。特に季節の変わり目には、忘れずに手入れを行い、革の状態をチェックしましょう。
クリームは薄く均一に塗布し、余分なクリームは乾いた布で拭き取ることが大切です。
雨に濡れた際の対処法⇒水分をしっかりと拭き取り、乾燥させる
もし本革のランドセルが雨に濡れてしまった場合、まずは水分をしっかりと拭き取りましょう。濡れたまま放置すると、カビの原因にもなりますので注意してください。
乾燥させる際は、直射日光を避け、風通しの良い場所で自然乾燥します。水分が完全に乾いたら、クリームを使い、革を保護してください。
▼濡れた際の拭き取り方の例
ランドセルの素材は牛革やコードバンも含めて雨に強いので、濡れても平気です。※ヌメ革をく。
さらにしっかり丈夫な箱型形状のおかげで、横雨もほとんど入ってきません。一般的なリュックのように、ファスナー部分から雨が入ってくる心配もないので、天気の悪い日でも安心してお使いいただけます。 pic.twitter.com/WEhQylR6S8— 村瀬鞄行【公式】|職人パパのランドセル相談所 (@murasekabanko) April 18, 2024
本革と人工皮革の違いは?
本革と人工皮革の素材のちがいについて2つ解説します。
- 素材による耐久性とお手入れ方法の違い
- どちらを選ぶべきか?⇒重要視するポイントで決まる
素材による耐久性とお手入れ方法のちがい
本革は耐久性に優れていて、高級感と経年変化を楽しめるところが魅力です。
人工皮革は合成素材のため、耐水性が高く、日常的に特別なメンテナンスが不要なところが魅力です。
▼人工皮革と本革を比較
人工皮革 | 本革 | |
耐久性 | 汚れに強い | 強度が高い |
耐水性 | 水に強い | 水や湿気に弱い |
お手入れ方法 |
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注意点 |
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本革と人工皮革、どちらを選ぶべきか?⇒重要視するポイントで決まる
本革ランドセルか、人工皮革ランドセルかを選ぶポイントは、ご家庭のライフスタイルやお子さまの好みによって、なにを重要視するかを考えることが大切です。
- 人工皮革は軽くてお手入れも簡単な手軽さが魅力
- 本革は高級感や強い耐久性を重視するご家庭におすすめ
▼どこを重要視するか・・
ランドセル、親の好みだとコードバンやら牛革やらになるけど、やたらと重い、、、
一方で人工皮革のクラリーノは色が豊富で軽い。
実物と重さを見てからだけど、耐久性とか考えるとどっちになるのやら
— ゆ⃗る⃗ギ⃗ネ⃗ (@yurugyne) March 15, 2021
▼それぞれのメリット・デメリットを見極める
ランドセル
【素材】1️⃣人工皮革[クラリーノ]
⭕️価格
⭕️軽い
⭕️耐水性2️⃣牛革
⭕️1️⃣と3️⃣の中間3️⃣コードバン
⭕️高級感
⭕️丈夫さそれぞれにデメリットもあるから
悩みますねちなみに人工皮革を
『じんこうひかく』読み方、昨日知りました#まひろランドセル
— まひろ@札幌グルメ✖️パパの日常垢 (@mahirobnoblog) March 17, 2020
- 軽くて持ち運びが楽なランドセルがいい人
- 通学距離が長く、長時間背負わないといけないお子さまをもつ人
- 体格が小柄なお子さまをもつ人
- 汚れや水濡れに強いランドセルがいい人
- お手入れが簡単なランドセルがいい人
- 価格を安く抑えたい人
- 豊富なカラーやデザインの中から選びたい人
- 耐久性に優れている丈夫なランドセルがいい人
- 高級感のある見た目や、光沢のある美しい質感などを求めている人
- ひとつひとつ職人が手作りしたランドセルがいい人
- 使い込むごとに味わいが出てくるランドセルがいい人
-
6年使い終わったあとにリメイクしたい人
ランドセルを6年間きれいに使うためのポイントは?
ランドセルを6年間きれいに使うためのポイントを2つ解説します。
- 長期休暇のお手入れ⇒ランドセルも休ませよう
- 子どもに伝えたいお手入れポイント⇒物を大切にする心を育むことができる
長期休暇のお手入れ⇒ランドセルも休ませよう
夏休みや冬休みなど長いお休みに入ったら、ランドセルも休ませてあげることが必要です。
そこで、長期休暇に入ったらするべき、お手入れ方法を3つ解説します。
- ランドセルの中の荷物をすべて取り出す⇒中身を空っぽにすることで型崩れを防ぐ効果
- ランドセルカバーを外す⇒ランドセルの表面を拭いてキレイにしましょう
- 湿気の少ない場所で保管する⇒革の劣化やカビの発生などを防ぐために効果的
子どもに伝えたいお手入れポイント⇒物を大切にする心を育むことができる
お子さまにもお手入れの必要性を伝え、自分でお手入れできるように教えてあげましょう。
自分でお手入れをすることで、物を大切にする心を育むこともできます。
- 汚れが付いたらすぐに拭く
- 雨に濡れたら水を拭き取る
- 時々中身を空っぽにして、ランドセルの中を掃除する
このような簡単なお手入れなら、お子さまが低学年のうちは親子で一緒に、高学年になればひとりでもできますよね。
入学当初からお手入れの習慣を身につけ、6年間ピカピカのきれいなランドセルで過ごせたらとても良いですね。
素材別お手入れ方法のまとめ
- 人工皮革のお手入れ方法
①使用するクリーナーの種類⇒基本的には薄めた中性洗剤でOK
②汚れが気になる場合の対処法⇒ランドセルカバーがおすすめ
- 本革のお手入れ方法
①定期的なお手入れの重要性⇒保護クリームで保湿する
②雨に濡れた際の対処法⇒水分をしっかりと拭き取り、乾燥させる
- 人工皮革と本革を比較
人工皮革 | 本革 | |
耐久性 | 汚れに強い | 強度が高い |
耐水性 | 水に強い | 水や湿気に弱い |
お手入れ方法 |
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注意点 |
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- 長期休暇のお手入れ方法
①ランドセルの中の荷物をすべて取り出す⇒中身を空っぽにすることで型崩れを防ぐ効果も
②ランドセルカバーを外す⇒ランドセルの表面を拭いてキレイにしましょう
③湿気の少ない場所で保管する⇒革の劣化やカビの発生などを防ぐために効果的
- 子どもにもできるお手入れ方法
①汚れが付いたらすぐに拭く
②雨に濡れたら水を拭き取る
③時々中身を空っぽにして、ランドセルの中を掃除する
ランドセルの素材ごとのお手入れ方法を徹底解説しました。日々のお手入れや適切な保管、汚れた際の対処などをしっかりとすれば、お気に入りのランドセルを6年間きれいに使うことができます。
ぜひ、お子さまと一緒にお手入れをしてみてください。