- 「6年間安心して使える強いランドセルってあるのかな?」
- 「牛革とコードバン、どう比較すればいいの?」
- 「牛革とコードバンどっちが、うちの子に合うのかな?」
お子さまの入学を控え、ランドセル選びに頭を悩ませているあなた。ランドセルには、牛革とコードバンという2つの人気素材があります。
それぞれの特徴を理解することで、お子さまに合ったランドセルを選び、安心して6年間背負い続けることができます。
ですが実は慎重に選ばないとお子さまに合っていないランドセルを選んでしまい、健康的な成長に支障をきたす可能性があります。
なぜなら、素材の特性が子供の成長や健康に影響を与えてしまうからです。
そこで今回この記事では、牛革とコードバンの違いやそれぞれのランドセルの選び方を徹底解説します。
- 牛革とコードバンの特性や使い心地が分かる。
- お子さまの成長段階に応じたランドセルを選ぶことができる。
- 牛革とコードバンの違いについて、素材、価格、デザイン、耐久性、様々な観点から比較ができる。
この記事を読むと、毎日楽しく学校に通い健やかに成長できるお子さまにぴったりのランドセルを見つけられます。
Contents
牛革とコードバンの素材特性の比較
牛革とコードバンの特徴はそれぞれ大きく分けて2つあります。
牛革の素材特性
牛革は傷につよい
牛革は傷が付きにくく目立ちにくいです。
ランドセルの素材には、牛革の他に人工皮革、コードバンがありますが、
中でも牛革は一番傷が目立ちにくい天然素材といえます。
牛革ランドセルに付いた傷も、やがては独特の風合いへと変化するので、6年間の役目を終えた後は、革小物にリメイクして使うのも素敵です。
▼6年使ったあとはリメイクで新しい姿に
何度か紹介してるけど
土屋鞄の牛革ランドセルは、息子が6年間使っても全然しっかりしていて
Askalでランドセルリメイクをしてもらい、今また使っている
これも丁寧に作成してあり使いやすいそしてこのリメイクはふるさと納税でやりました☺️ pic.twitter.com/ehrc9ixLzb
— ルカ (@Luka20201231) July 26, 2024
引用:X
▼牛革はデザイン豊富
娘ちゃんのランドセルは、萬勇鞄さんのランドセル!悩んだけれど、リメイクを考えて牛革が入ってる方にしたよ🐮
こんな可愛いランドセル、自分が子供の頃にも欲しかった笑笑 pic.twitter.com/GnmP1nMRNF— 緋方 (@hikatanoaka) March 18, 2024
引用:X
牛革は背負い心地抜群
牛革は6年間毎日使うランドセルの素材として非常に適していて、雨の日や風の強い日にも耐えられる強さを持っています。
牛革は使えば使うほどに手に馴染み、味わいが増していき、愛着が湧きます。
とても柔らかく、長く使っても形が崩れにくいです。
牛革の柔軟性は、特にお子さまが成長する中で体に合わせて馴染むため、背負ったときの快適さが大きな魅力です。
また、日常的な擦れや引っかきにも強く、丈夫な作りで長い間使い続けられます。
コードバンの素材特性
コードバンで最高級のランドセルを
ランドセル素材のなかでも最高級のものがコードバン。
なめらかな触り心地で、光沢感がとても美しいのが魅力です。
見た目の美しさだけでなく、強度が高く耐久性が高いこともコードバンの魅力のひとつです。
コードバンは馬の革の中でも特に貴重な部分から作られており、独特の光沢と高級感があります。
この光沢は他の素材にはなく、遠くからでも存在感があり、他とは違う特別感を演出できます。
▼親子でコードバン愛用
このランドセルは生田ランドセル工房にオーダーして作ってもらいました。制作過程などもメールで届けてくれるし、世界に一個のランドセル、息子が気に入ってくれて嬉しいです。僕のランドセルは親が革をコードバンにしてくれて6年間気に入って使ったので、息子のもコードバンにしました。おすすめ! https://t.co/rv1FLNVMO4 pic.twitter.com/f9l3bLfeQf
— 田中 陽 (@akira_drums) February 2, 2024
引用:X
耐久性ならコードバン
「革のダイヤモンド」と称されているほどに高級な素材なので、お子さまが乱暴に扱うことを心配する親御さんもいらっしゃるでしょう。
しかし、コードバンは耐久性が高く、なんと牛革の3倍ほどの強さにもなるといいます。
なので、安心して6年間きれいに使うことができます。
コードバンは水にも強いですが、表面に傷が付きやすいので注意が必要です。濡れたときは素早く水を拭き取り、適切に乾かすことで長く使えます。
コードバンはしっかりとした耐水性を持つため、雨の日でも安心して使えますが、適切な手入れすることで、より長く美しい状態を保つことができます。
また、硬めの素材であり、しっかりとした使用感が特徴です。
牛革とコードバンのデメリット
牛革とコードバンは、それぞれ高級感や耐久性などの魅力がある一方で、重さや価格などのデメリットもあります。
牛革ランドセルのデメリット⇒とにかく”重い”
牛革ランドセルの最大のデメリットは重さです。
人工皮革と比べると、約200g程度(教科書1~2冊分)重くなります。
しかし重さの負担よりも、体に合ったランドセルを使って正しい姿勢で背負えるかどうかの方が重要です。
▼重くても工夫できる
牛革ランドセル良いけど重いのが・・・を解決しました。
背裏と肩ひも裏に人工皮革を採用することにより牛革ランドセルでも軽いを実現しました。👍🏻
本体は牛革だけど重さは何と1310g#ランドセル #本革ランドセル pic.twitter.com/g1iDZiD6WH— 恐竜専門店DINOSAUR BASE(ダイナソーベース)の山田です😊 (@yamako888) July 28, 2016
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コードバンランドセルのデメリット⇒とにかく”高い”
コードバンの最大のデメリットは、その価格帯の高さです。
希少な素材のため、一般的に8〜15万円程度と、牛革と比べると高額になりますが、
こどもの頃から本物に触れられる。というメリットにもなります。
▼お子さまが気に入ったランドセルを持たせてあげたいですよね
もうラン活開始。来年入学なのに。人気のランドセルは直ぐ無くなるとのこと。今日は下見でアタラと土屋鞄を見てきました。
コードバンのランドセルに目を付けた娘。高いので勘弁して〜って言いたくなります。
ピンクは卒業でキャメルの色にするって言ってた娘だけど、赤やピンクもやっぱり気になるよう pic.twitter.com/RSrnEQ2u3I— ヒッコリーの木の実 (@HickoryTreeNuts) April 7, 2019
引用:X
牛革とコードバンの耐久性とメンテナンス
本革のランドセルは、正しい手入れをすることで10年以上使うことができます。
特に湿気を避けて、クリームを塗ることで、長持ちさせることが可能です。
クリームを使うことで、革の柔軟性を保ち、ヒビ割れを防げます。
▼雨で濡れてもタオルでふき取るだけでOK
ランドセルの素材は牛革やコードバンも含めて雨に強いので、濡れても平気です。※ヌメ革をく。
さらにしっかり丈夫な箱型形状のおかげで、横雨もほとんど入ってきません。一般的なリュックのように、ファスナー部分から雨が入ってくる心配もないので、天気の悪い日でも安心してお使いいただけます。 pic.twitter.com/WEhQylR6S8— 村瀬鞄行【公式】|職人パパのランドセル相談所 (@murasekabanko) April 18, 2024
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本革ランドセルのメンテナンスは以下のような方法があります。
- 定期的にクリームを塗る
- 水に濡れた場合は、布で拭き取り、自然乾燥させる
- 風通しの良い場所で保管する
- 定期的にクリームで保湿をする
- 保管時は湿度にも注意する
牛革のメンテナンスについて
牛革は特別な手入れをしなくても長持ちしますが、定期的にクリームを塗ることでさらにきれいな状態を保つことができます。
水に濡れた場合は、柔らかく乾いた布で拭き取り、自然乾燥させましょう。
簡単な手入れで美しさを保てるので、お子さまや、お忙しいご家庭でも使いやすいです。
特に乾燥しやすい季節には、クリームを使って革を保護することで、さらに長持ちし、見た目も美しく保つことができます。
コードバンのメンテナンスについて
コードバンは乾燥しないようにクリームを使うなどの手入れが大切です。
また、直射日光を避け、風通しの良い場所で保管することで、革の美しさを保つことができます。
コードバンは乾燥に弱いため、定期的に保湿を行うことで長く使い続けることが可能です。
また、保管時には湿度にも注意し、適切な環境で保管することで、革の質感を損なうことなく維持できます。
牛革とコードバンの価格を比較
- 牛革ランドセルの価格相場
⇒牛革のランドセルは5万円から8万円くらいで購入できます。
牛革は価格が手頃でありながら丈夫で、コストパフォーマンスに優れているため、多くの家庭に選ばれています。
価格と耐久性のバランスが非常に良く、デザインの選択肢も豊富で、お子さまの好みに合わせて様々な色やスタイルを選ぶことができます。
- コードバンランドセルの価格相場
⇒コードバンのランドセルは9万円から15万円ほどと高価です。
コードバンの高級感と耐久性から、この価格でも価値があると感じる人が多く、高級モデルを求めるご家庭に人気です。
コードバンはその美しい光沢と特別感から、ランドセル自体が家族の一生の記念となるということもあり、購入することで特別な思い出を作れます。
また、コードバンは希少な素材であるため、他のランドセルとは一線を画す存在感があります。
牛革とコードバンのデザインと質感の違い
バリエーション豊富な牛革
牛革のランドセルは、カラーバリエーションが豊富で、好きな色やデザインを選びやすいです。個性を出したいお子さまにぴったりで、通学がもっと楽しみになります。
使い込むほどに革の色や質感が変化し、自然な風合いが出てくるのも魅力の一つです。
デザインの柔軟さと、成長とともに深まる質感が、牛革ランドセルの大きな特徴です。
シンプルデザインならコードバン
コードバンはシンプルで洗練されたデザインが多く、特に光沢のある上品な見た目が特徴です。
色の選択肢は少ないですが、その分高級感があり、大人っぽい印象を与えてくれます。
コードバンのランドセルはシンプルでありながらもその存在感が強く、シックで上品な仕上がりになっています。
このため、落ち着いたデザインを好むお子さまにピッタリです。
シンプルなデザインは、長く飽きが来ないというメリットもあります。
牛革とコードバンの使用感の比較
牛革はフィット感抜群
牛革は柔らかく体にフィットしやすいので、背負っていてとても快適です。
成長期のお子さまの体に合わせて変化するため、背負ったときに無理がなく、自然な使い心地を感じられます。
また、コードバンと比べると軽量なので、体の小さなお子さまでもランドセルを持ち運びしやすく、毎日の通学においても体への負担が少ないです。
コードバンは安定感抜群
コードバンは牛革と比べると少し重めですが、その分安定感があり、しっかりとした使い心地です。
コードバンの重さは、背負ったときにランドセルがしっかりと背中にフィットし、安定感を与えてくれす。
安定感とともに高級感もあるため、特別なランドセルを求めるご家庭にはとても満足できます。
牛革とコードバンの選び方
牛革とコードバンランドセルを比較した結果はこちら。
▼牛革とコードバンの比較
※スマホの方は上下左右にスクロールできます
牛革 | コードバン | |
重さ | 1300〜1500g | 1,400~1,500g ⇒牛革よりも重い |
価格 | 約50,000円~80,000円 | 約90,000円~150,000円 ⇒牛革よりも高い |
強度 |
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デザイン | カラーバリエーションが豊富 ⇒個性を出しやすい |
シンプルかつシックで上品 ⇒大人っぽい印象を出せる |
おすすめな人 |
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主要 メーカー |
体力や負担を考慮した選び方
お子さまの体力に合ったランドセルを選ぶことはとても重要です。
特に毎日使うものなので、軽くて負担が少ないものを選ぶことが成長にとって良いです。
子どもの体力や体格に合ったランドセルを選ぶことで、背中や肩への負担を軽減し、健康的な成長をサポートすることができます。
身長や体重に応じた選び方
身長や体重に合ったサイズや重さのランドセルを選ぶことも大切です。
ランドセルが体に合わないと、背中や肩に負担をかけてしまうことがあります。
背負ったときにしっかりとフィットするかどうかを確認し、成長期のお子さまにとって無理のないランドセルを選ぶことが重要です。
牛革ランドセルとコードバンランドセル比較のまとめ
- 牛革のメリットは柔らかく快適な背負い心地であり、デザインも幅広くあり、お子さまの個性を出しやすい。
- コードバンのメリットは高級感と強い耐久性が魅力で、他とは違う特別感を演出できる。
- 牛革とコードバン、2つのデメリットは、重さと価格の高さですが、そのために得られるメリットもある。
- 牛革、コードバンともに適切なメンテナンスすることで、長持ちでき、お子さまが成長する6年間を安心して送れます。
牛革とコードバンを比較してみて、どちらの素材がご家庭のニーズに合っているかをよく考えて選ぶことが大切だということがわかりました。
ランドセルはお子さまが毎日使う大切なアイテムですので、成長に合わせた使い心地を考えて、お子さまに合ったお気に入りのランドセルを選びましょう。